| 志太郡衙の風景 7 | |
◆グンガソムリエの興津さんからの記事(第7弾)を紹介します。 ![]() 藤枝草笛愛好会・萩原敏郎さんら数名の方に手ほどき(葉ほどき?)を受けて10数名の参加者が葉っぱで音を出そうと奮闘した。 中庭の柔らかい草木の葉をとって口に当てる。楽器は無限にある。最初はスーやブホーと葉っぱのため息だったのが、30分もするとピーと鳴りだす(人もいた)。いい歳をした大人が血圧をあげて葉っぱと格闘しているところへ浜松方面から郡衙見学者の一団が見えた。吹き方の生徒が一挙に30名に増えて勢いづいた愛好会と生徒(ピーとかウー)は「富士山」などの唱歌を演奏して一団を歓迎したものだ。そのあと、見学の皆さんに郡衙跡を案内したことは言うまでもない。 万葉人も草笛を吹いたのであろう。それにしても当時の歌、節はどんなものだったのか。古代歌謡「東遊び」をCDで聴いたが、オオオ・・・アアアにはなじめなかった。法要で同じ調子を耳にしたので住職さんに尋ねると、「伽陀(インドを起源とする仏教音楽)といって、法要の最初に唱えます」と教えてくれた。声明や神楽の源なのだろうか。つらつらそんなことを思案していたら、目に入ったのが、 「朝床に聞けば遥けし。射水川朝漕ぎしつつ 歌ふ船人」 (家持 万葉集巻十九・4150) 地元の「志太の浦を朝こぐ船はよし無しに・・・」を連想しつつ、また考えた―当時の舟歌って・・・? | |
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