| 志太郡衙の風景 8 | |
◆グンガソムリエの興津さんからの記事(第8弾)を紹介します。 ![]() 「初春の 初子の今日の 玉箒 手に取るからに 揺らく玉の緒」 (万葉集巻二十・4493) 「この雪の 消遺るときに いざ行かな 山橘の実の光るも見む」 (万葉集巻十九・4226) (二首ともに家持作 *玉箒(ほうき)=たまばはき 山橘=やぶこうじ) 「切り絵・万葉の草木花」講座が4回行われた。 佐野宗三郎さん・八木勝行さん指導のもと、常に20人を超える参加者が色和紙と鋏で草花を育てた。上に記した万葉集の歌がお題で、それに相応しい(か、どうかは別にして)作品を各人が仕上げる趣向、とも思えるほどの出来栄え!?である。作品(雪と藪柑子)はお正月の縁起物として、居間の片隅に掛けておきたい、と実用的に指示がなされている。 ところで、八木さんがひと花を15分で咲かせるように、と言えば生徒の皆さん、その数倍の時をかけてこれに応える。その熱意は、年が明けても「万葉切り絵」を続けて、の要望を実現しそうだし、「万葉変種草花切り絵展」が企画されるのも遠いことではないと思われる。もうひとつ、志太郡衙跡資料館に「万葉植物のしおり」が備わっているが、少なくとも掲載されている十数種の草木はしっかり覚え、庭園内に育てておきたいものだ。 | |
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